ご挨拶
FUN+HOME【ファンホーム】のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
初めまして!代表の布野 (ふの )と申します。
アウトドアでのキャンプ遊びや、家族で囲む食卓での晩酌が大好きな、元気真っ盛りの高校生と中学生の子供たちの父親です。
家をつくるという事は、ご家族一人一人の「想い」を形にする作業です。
単に「かっこいい家」や「暮らしやすい間取り」をご提案するのではなく、お客様の想いを奥底まで掘り下げ、一緒にイメージし、とことん寄り添い、とことん伴走し、皆様の夢を形にしていく事が家づくりだと考えています。
お客様の大事な「家」を、共に手を取り合って一緒に作らせていただく作り手として私自身を知っていただきたく、経歴・想いをまとめました。
子供服メーカー勤務時代
最初に就職したのは子供服メーカーです。そこでは、百貨店向けのセールス・売り場運営をしていました。
当時は「スーツを着る仕事がしたいな」「きれいなビルの会社だしいいなあ」という単純な動機でお世話になる事を決めました。
社内の展示会で接客をしていた時の事です。
得意先の部長さんから「最寄り駅まで迎えに来てくれないか」と電話がありました。
「分かりました!」と答えたものの、他の方の接客でその時間をすっかり忘れてしまっていました。
会場のエレベーターからその方が現れた時は顔面蒼白になりました!
本当に焦りましたし、それからの時間はほぼ記憶がありません・・・。
社会人として未熟な私を温かく育てて頂いた先輩やお客様には今でも感謝しています。
当時の先輩たちとは年に数回ですが、みんなで集まって食事をしたりする仲です。
この会社で社会人としての基礎をたくさん学ばせていただきました。
注文住宅のデザイン工務店へ転職
会社員としてではなく、独立して何かできないかと思い始め、お世話になっていた会社を退社して職業訓練校に通い始めました。
そんな時、中古車屋さんを営む高校バスケ部時代の親友から連絡がありました。「お客さんで面白い人がいるから会ってみないか?」と。
そして後日出会ったのが、2015年末までお世話になった工務店の社長でした。
お互いの事に関してほぼ予備知識がないまま、近くのファミリーレストランで会い、色んな話をしました。
社長はすごく魅力的な人で、短時間でグッと引き込まれました。「この人の下なら会社員として頑張れる!」
ですが・・・当時の私には建築の経験が全くありません。
「今の境遇なら難しい」とお互い納得して、残念ですが「今後ご縁があれば何かの形でぜひ一緒に仕事させてください!」と笑顔で別れました。
その3日後、社長から電話がありました。
「来てほしいなと思って・・・」と言葉をかけてくれたのです。
私自身、もともと育った環境が借家であることに、すごくコンプレックスがありました。
子供の頃は大きな家の外観や街並みを見ることが好きで、よく父親に住宅街へドライブに連れて行ってもらいました。
新聞折込のチラシで家の間取りを見ては暮らしをイメージしたり、「将来はこんな家に住みたいな!」と想像する事もしばしば・・・。
導かれるかのようなこの出会いに、何とも言えない不思議なご縁を感じました。
社長の暖かい言葉に二つ返事でお世話になることを決め、まったく未知の建築業界へ飛び込みます。
工務店勤務から独立へ
建築の仕事は毎日新しいことの連続で、とても新鮮でした。
少しでも仕事を任せてもらえるよう、たくさん勉強し何度も現場へ足を運びました。
そんな日々を過ごすにつれて、度々「独立」を意識するようになっていきます。
社内で行われる社長との個人面談で、何度となく「独立願望があります」と伝えるようになり、2015年10月の定期面談で社長からこんな言葉をいただきました。
「ずっとここにいてほしいけど、自分の中に想いがあるんやろ?俺もやってきたから布野君の気持ちはわかる。チャレンジしたいなら腹をくくったらどうや?」
独立に向けてなかなか前へ踏み出せなかった私ですが、この面談を機に、社長・仲間に本当に恵まれていた大好きな会社を2015年末で退社する決意をしました。
ちょうどこの頃、恐らく一生忘れられないであろうエピソードがあります。
新築のお引渡し後しばらくしてからお住まいに不具合が出てしまったお客様がいらっしゃいました。
会社ではアフターメンテナンスも任せてもらっていたので、そのお客様とは頻繁に連絡を取り、できる限り誠意をつくして補修を進めていました。
そして退社の10日ほど前、簡単な補修を行うために、お客様が不在の間に業者さんだけを行かせてしまいました。
事後報告になったことでお客様に不快な思いをさせてしまいました。
親しくさせていただき、信用してくれていたお客様を裏切ってしまいました。
その後すぐに社長と電話で話し、今までで最高に、そしてこれでもかと言うほど厳しく叱られました。
「そんな仕事のやり方では、今後独立なんかしたって絶対あかん!もうお客様には連絡しなくていいから。」と・・・。
当然その日は眠れず、翌朝早くから社長の自宅前で待ち、お客様に直接お詫びしたいと伝えました。
社長からは、「お詫びしても自分の気持ちが納得するだけで、〇〇さんはそれを求めてらっしゃらない。今の悔しい気持ちを糧に今後がんばれ。」と言われました。
自分のミスが、悔しくて悔しくてしようが無かったです。深く反省しました。
お引渡し後、ご迷惑をおかけしているお客様に対して、細かい気遣いや配慮が全くできていませんでした。
この経験は、私の独立後の仕事に対する大きな教訓となりました。
(このお客様とは退社後に会わせていただく機会があり、直接お詫びしてお許しをいただけました。)
そして、この会社でお世話になったことは、私の一生の財産となりました。
家づくりに関わる事はもちろん、仕事に対する考え方や、姿勢、お客様第一で取り組むという熱い気持ちを学びました。
2016年2月FUN+HOME立ち上げ!
子供の頃から「家」に興味があった私が、運命的なタイミングで社長に拾ってもらい、そこで家づくりと出会い、2016年2月ついに独立開業しました。
その時に強く誓ったのは「絶対に家族を幸せにする!」という事。
私は好き勝手自由な人生を歩んでいますが、妻や子供は違います。私に人生を預けてくれています。
この時子供たちは4年生と1年生。「お父さんと家族になれて良かった」と思ってもらえるように父として夫として頑張ろう!
まずは自分と家族、そして仲間が幸せにならなければ、お客様を幸せにすることはできません。
自分も家族も幸せであること、それが私たちに声をかけていただいたお客様が最高に満足していただける仕事につながるのだと思います。
家族に思ってもらえるように、お客様にも「あんたに頼んでよかった」と思っていただくために!
自分・家族・仲間・お客様・そしてやがては地域全体が幸せになり潤っていく・・・そんな幸せな未来づくりに貢献できる工務店に成長するべく「FUN+HOME」を立ち上げました。
独立開業してから
独立開業したものの、当然たくさんの仕事があるわけではありません。
右も左もわからない、とよく言いますが、前も後も、どこへ向かって一歩を踏み出せばいいのか全く分からないほど何のあてもない状況でした。
工務店勤務時代の業者さんから、「リフォーム工事を手伝ってほしい」と誘っていただいたり、知り合いの紹介でちょっとした補修仕事をいただいたりしていました。
そんな日々を過ごしていた時、2016年4月に熊本県を襲う大震災が発生しました。
震災後間もなく、友人やご近所のパパ友グループからカンパを募り、仲間のハイエースに物資をパンパンに積んで熊本へ届けに行きました。
まずは親戚のおばさんが一人で暮らすマンションへ。
家の中は奥に進めないほど家具という家具がひっくり返っており、何とか整理しておばさんが欲しい荷物を取り出す事ができました。
その後訪ねた親戚の母屋は歴史のある一戸建てなので、更にひどい状況でした。
壁はガタガタ、階段や天井も落ちてきて、もうここでは暮らせないな・・・とすぐにわかるほど被害を受けていました。
不幸中の幸い、親戚は近所にマンションを持っており、そこで避難生活を始めていました。
そしていよいよ山積みの物資を届けるべく、学校や体育館等の避難所を目指して走ります。発生から10日ほど経過していたこともあり、あちこち走り回りましたが、どこの避難所も物資が足りてきている頃でした。
そこでさばき切れなくなった物資を、以前からお世話になっている地元の工務店さんに託して熊本を離れました。
それから間もなくその工務店の社長さんから、「仮設住宅の建築があるんだけど、布野さん手伝ってくれない?」と現場監督に誘っていただき、2016年6月半ばから7月末まで阿蘇市内牧で仮設住宅建設に関わらせていただきました。
阿蘇山を望む、自然が豊かでとっても素敵な街です。
現場には九州中からたくさんの業者さんが集まり、梅雨時期での大雨が本当に大変でしたが、「がんばれ熊本!」をテーマに一丸となって工事を進めました。
被災者の方が、非難所生活から少しでも安心できる環境へ早く移っていただくために。
地元の業者さんは、少ない睡眠時間で休みもなく、熊本全域の復興に一生懸命でした。
毎日ドタバタの中ですが、現地の皆さんはいつも笑顔で本当に元気で暖かかったです。
九州各地から集まった大工さん達は皆泊まり込みだったので、何度も何度も一緒に食事をし、熱い話をたくさんしました。
後にこの機会を作ってくれた社長さんから、私たちが関わらせてもらった現場は「現場がとてもきれいで整頓されている」「職人さん達の雰囲気がいい」と地元の業者さんからもとても評判が良かったと聞かされました。
ほんの少しですが、熊本の復興をお手伝いさせていただけた事に感謝です。
私の母親のふるさと、熊本や九州にたくさんの熱い仲間ができました。
新築市場で戦っていく決意
紹介等でリフォーム工事などをさせてもらっていましたが、徐々に「ゼロから作り上げる注文住宅」をやりたいと考えるようになりました。
経験がいかせる分野ですし、何より新築住宅建築の過程でたくさんの幸せな方々を見てきたからこそ、『そんな幸せご家族を増やしたい!』という想いがありました。
そして2017年2月、たまたまメールで見た建築コンサルティング会社主催のセミナーに参加しました。
終了後、セミナーの講師をされていた兵庫県の元大工社長さんと個別で話す時間がありました。
色んな話をさせていただいた最後、「布野さん!人生やったもん勝ちですよ!できるうちにチャレンジしないと!」という衝撃的な言葉を投げられました。
その言葉に発奮し、コンサルティング会社と即契約してシステムを導入。
システムを元に各協力業者さんと話し合いを重ね、コスト面でもご協力いただき、住まい手さんに取って最善の仕様はどんなものか?を追求し、FUN+HOMEが提案する注文住宅の標準仕様を作り上げました。
この投資はとても良い起爆剤になりました。
「大金をかけた以上、絶対にこの分野でやりぬく!」という覚悟を固められたからです。
以前は「誰かが紹介してくれて新築の仕事が入ってきたらいいな・・・」と甘い考えでいましたが、この投資をした時の強い覚悟がなければ今頃一軒のお仕事もいただけなかったでしょう。
本格的な新築事業の活動
2017年6月から本格的に新築事業の営業活動を始めましたが、とにかく最初はお客様に出会えません。
「家づくり勉強会」という題目で会議室を2日間借り、そこへお客様へ来ていただくためにチラシを作りポスティングを開始しました。
当時はチラシの内容も手探りで、ただひたすら熱い想いを書き連ねましたが、全く反応がありません。来場者数ゼロ、ゼロ、ゼロ・・・が続きます。
しかし 「お客様と出会うまであきらめない!」という気持ちで、「今週もあかんけど、しゃあない・・・チラシ発注してまたポスティング!すぐに再来週の会場をおさえよう!」という事を繰り返し、まだ見ぬお客様と顔を合わせるにはどうしたらいいか?を模索し続けていました。
道路も空いていて涼しいので、夏は早朝4時からせっせと1枚1枚ポスティングを続けました。
多くの仕事が無かったので、チラシの見直しやポスティングの時間に余裕があったことは良かったと思います(笑)
「絶対にきっかけを作る!お仕事をいただく!」と強い覚悟を持っていたので、自信は無かったですが夢と希望が一杯ありました。
苦労だとは全く思っていませんでしたし、今でもやっていることに大きく変わりはありません。
やっと出会えた・・・注文住宅のお客様
そしてついに2017年11月「FUN+HOMEで家づくりをお願いしよう」という方に出会います。
「色んなところで話を聞いたけど、布野さんが一番丁寧やったな」と言ってくださいました。
そんなお客様の気持ちに涙があふれてきました。
「こんな自分に、一生暮らしていく大切な家を任せてくださる方がいる!絶対にこの方たちが幸せに暮らしていける立派な家を建てる!」
事情があり、このお客様は少し延期となっていますが、今でも見学会等のイベントには必ず参加していただいています。
そして、たった1枚のチラシをご縁に、実質最初のお客様になっていただくご夫婦から新居を任せていただくことになります。
当時は自宅の一間を事務所にしていたため、来てもらって打合せをする場所さえありません。
お客様のお家に伺い、暑苦しいほど熱意を伝えさせていただきました。
実績も何もない工務店を心配される親御さんに、「あの人は大丈夫、信用できる」と説得してくださったご夫婦。
「任せていただいた以上、絶対に『FUN+HOMEに頼んでよかった』と言わせてみせます!」・・・体中が熱くなり、めちゃめちゃ燃えました。
この時も当然泣きました(笑)。
今では自宅BBQに誘っていただいたり、見学会に遊びに来ていただいたり、とても良いお付き合いをさせていただいています。
その後少しずつですが、ポスティングや見学会をきっかけにリノベーション工事や新築のお仕事をいただけるようになりました。
徐々にですが、ご紹介でリフォーム工事をさせていただく事も増えてきました。
できあがった家をお引渡しする際、私たちの気持ちをお客様にお伝えしますが、今までのストーリーがよみがえり、またまた涙がこぼれます(笑)
お引渡しの日は、本当に何物にも代えがたい感謝の気持ちや感動をかみしめる瞬間です。
「お手伝いさせていただいた家で、ずっと幸せに暮らしていってほしい」それこそが私たちの願いです。
この歳になっても、お客様と共に時には涙が出るほど感動したり、時には鳥肌が立つほどシビれる、この家づくりという仕事を誇りに思います。
弊社の理念
弊社の理念は「お客様の夢や思いを形にするお手伝いを通じて、ご家族と共に楽しみ、喜び、感動し、関わる方全てが幸せになり、近隣の方、さらには地域全体が潤っていく、そんな社会づくりに貢献する。」です。
一軒一軒、ご家族ごとにストーリーのある家づくりを通じて、関わった皆様を幸せにできる工務店でありたいと考えています。
そのためにも、同じような熱い想いを持ち、同じ方向に一心不乱で突き進んでいける仲間との強いチームを作り、『お客様満足度120%工務店』をテーマに突き進みます。
最後に
最後までお読みいただきありがとうございました。
「家は一生で一番高い買い物」とよく言われています。
それだけ重要な『家づくり』を、どんな建築業者・どんな人に託すのか?はお客様に取ってとても重要な事です。
「まだまだ布野やFUN+HOMEの事がわからないので、実際に会って話してみたい」と少しでも思っていただいた場合は、是非私どもの事務所へ遊びにいらしてください。
更に熱い想いをガッツリお伝え致します(笑)
私たちの想いや姿勢・考えに興味を持ってくださったお客様とお会いできるのを、心から楽しみにしています!
1人でも多くの方が家づくりに失敗せず、家族みんなで幸せな暮らしを送れますように・・・
FUN+HOME
代表 布野 徹
会社概要
社名 | 株式会社ファンホーム |
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代表取締役 | 布野 徹 |
所在地 | 京都府長岡京市勝竜寺一町田6番地9 |
電話番号 | 075-925-9794 |
FAX | 075-925-9796 |
建設業許可 | 京都府知事(般-2)第41070号 |
営業時間 | 9:00~18:00 (休日)水曜日・GW・盆・年末年始 |
事業内容 | 注文住宅新築、住宅・店舗リノベーション/設計・施工 |
アクセス
施工エリア
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京都市、長岡京市、向日市、大山崎町、八幡市、宇治市、城陽市、久御山町、京田辺市、木津川市、井手町、精華町、亀岡市、南丹市、京丹波町
・大阪府
島本町、高槻市、枚方市、茨木市
・滋賀県
大津市、草津市
・奈良県
奈良市、生駒市
※上記地域でも、一部施工範囲外があります。
※基本的に、オフィスより車で1時間以内までで移動可能な距離を施工範囲としています。遠方の地域については、遠くなる事のリスクをお伝えし、ご理解いただいた上で施工させていただきます。