Message

ファンホームの想い

ファンホームの想い
代表者挨拶

Philosophy

理念

お客様の夢や思いを形にするお手伝いを通じて、ご家族と共に楽しみ、
喜び、感動し、関わる方全てが幸せになり、
近隣の方、さらには地域全体が潤っていく、そんな社会づくりに貢献する。

Concept

コンセプト

大切な自分の家族の家を建てるのと同じ気持ちで取り組む


Passion

家づくりへの想い

「私たちの願いはたった1つ。
ご家族の幸せです ! ! 」

FUN+HOME【ファンホーム】は工務店(作り手)ですが、ただ家を建てる、またはリノベーションする事だけが私たちの仕事ではありません。

私たちの仕事は、お客様の暮らし方に合ったお住まいづくりを、誠心誠意お手伝いさせていただく事です。

性能・耐震・仕様・お好みの生活スタイル・意匠、全てにおいて120%満足していただくために、徹底的に寄り添い、徹底的に伴走し、ご家族が心から幸せに暮らしていくための家づくりとは何か?と共に考えます。

FUN+HOMEは『幸せづくり工務店』です。

お客様の理想を超えるような仕上がりができているか、全ての現場で代表自らしっかりとチェックを行います。

だからこそ、無理な数のお仕事を受けずに年間の着工棟数を制限しています。
年間限定8棟までの幸せづくり工務店が建てる、拘りいっぱいのマイホーム。

日々現場でできる当たり前の事に少し手間を加える、些細な事かもしれませんが、あらゆる事に少しでも質を高める意識を持ち、常にお客様の幸せな暮らしを想像して作り上げる。

お客様第一主義を掲げて、それが職人さん、協力会社さん、他にもたくさんの信頼出来て気持ちと腕がある仲間達に伝わっていき、その輪の中で意識を共有し、『team FUN+HOME』が“ONE TEAM”となり、お客様のために動く。

一つになって、とことん本質を追求した良い施工をする、妥協しない。

これが、我々『幸せづくり工務店』としての在り方であり、FUN+HOMEです。

決して下請けさんに丸投げしない、自社での設計施工に拘ります。
下請けさんや孫請けさんへの中間マージンをカットする事や、たくさんの販促宣伝費をかけない事で、お客様からお預かりする大切なお金をダイレクトで家づくりに使っていただきます。

私たちは、自信をもって適正価格でご提案致します。

「私たちの願いはたった1つ。
ご家族の幸せです!!」

FUN+HOME【ファンホーム】のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

代表の布野 徹(ふの とおる)と申します。

家をつくるという事は、ご家族一人一人の「想い」を形にする作業です。

単に「かっこいい家」や「暮らしやすい間取り」をご提案するのではなく、お客様の想いを奥底まで掘り下げ、一緒にイメージし、とことん寄り添い、とことん伴走し、皆様の夢を形にしていく事が家づくりだと考えています。

お客様の大事な「家」を、共に手を取り合って一緒に作らせていただく作り手として私自身を知っていただきたく、経歴・想いをまとめました。

History

遍歴

01

子供服メーカー勤務時代

最初に就職したのは子供服メーカーです。そこでは、百貨店向けのセールス・売り場運営をしていました。当時は「スーツを着る仕事がしたいな」「きれいなビルの会社だし、ここならいいな」という単純な動機でお世話になる事を決めました。
当時、社内の展示会で接客をしていた時の話です。得意先の部長さんから「最寄り駅まで迎えに来てくれないか」と電話がありました。 「分かりました!」と答えたものの、他の方の接客でその時間をすっかり忘れてしまっていました。 会場のエレベーターからその方が現れた時は顔面蒼白になりました! 本当に焦りましたし、それからの時間はほぼ記憶がありません・・・。

社会人として未熟な私を温かく育てて頂いた先輩やお客様には今でも感謝しています。 当時の先輩たちとは年に数回ですが、みんなで集まって食事をしたりする仲です。 この会社で社会人としての基礎をたくさん学ばせていただきました。

02

注文住宅のデザイン工務店への転職

会社員としてではなく、独立して何か商売ができないかと思い始め、お世話になっていた会社を退社して職業訓練校に通い始めました。 そんな時、中古車屋さんを営む高校バスケ部時代の親友から連絡がありました。「お客さんで面白い人がいるから会ってみないか?」と。

そして後日出会ったのが、2015年末までお世話になった工務店の社長でした。 お互いの事に関してほぼ予備知識がないまま、近くのファミレスで会い、色んな話をしました。 社長はすごく魅力的な人で、短時間でグッと引き込まれました。

「この人の下なら会社員として頑張れる!」と思いましたが、当時の私には建築の経験が全くありません。 「今の境遇ならなかなか難しいかな」とお互いが思い、残念ですが「今後ご縁があれば何かの形でぜひ一緒に仕事させてください!」と笑顔で別れました。 その3日後、社長から電話がありました。 「来てほしいなと思って・・・」と言葉をかけてくれたのです。

私自身、もともと育った環境が借家であることに、すごくコンプレックスがありました。 家の間取りをチラシで見ては暮らしをイメージしたり、子供の頃は大きな家の外観や部屋を見ることが好きで、よく父親にドライブへ連れて行ってもらいました。「自分はこんな家に住みたいな!」とよく思っていたので、この出会いには何とも言えない不思議なご縁を感じました。 社長の暖かい言葉に二つ返事でお世話になることを決め、まったく未知の建築業界へ飛び込みました。

03

工務店勤務から独立へ

建築の仕事は毎日新しいことの連続で、とても新鮮でした。 少しでも仕事を任せてもらえるよう、たくさん勉強し何度も現場へ行きました。 日々過ごすにつれて、「独立」を意識するようになっていました。 社内で行われる社長との個人面談で、何度となく「独立願望があります」と伝えるようになり、2015年10月の面談で、「ずっとここにいてほしいけど、自分の中に想いがあるんやろ?俺もやってきたからお前の気持ちはわかる。チャレンジするなら腹をくくったらどうや?」と社長から言ってもらいました。 独立へ向けてなかなか前へ踏み出せなかった私ですが、この面談を機に、社長・仲間に本当に恵まれていた大好きな会社を2015年末で退社する事を決意しました。

ちょうどこの頃に、恐らく一生忘れられないであろうエピソードがあります。 新築のお引渡し後しばらくしてからお住まいに不具合が出てしまったお客様がいらっしゃいました。 会社ではアフターメンテナンスも任せてもらっていたので、そのお客様とは頻繁に連絡を取り、できる限り誠意をつくして不具合の補修を進めていました。 そして退社の10日ほど前、簡単な補修を行うために、お客様が不在の間に業者さんだけを行かせてしまいました。 事後報告になったことでお客様に不快な思いをさせてしまいました。 親しくさせていただき、信用してくれていたお客様を裏切ってしまいました。

その後社長から電話があり、今までで最高に、そしてこれでもかと言うほど厳しく叱られました。 「そんな仕事のやり方では、今後独立なんかしたって絶対あかん!もうお客様には連絡しなくていいから。」と・・・。 当然その日は眠れず、翌朝早くから社長の自宅前で待ち、お客様に直接お詫びしたいと伝えましたが、社長からは、「お詫びしても自分の気持ちが納得するだけで、〇〇さんはそれを求めてらっしゃらない。今の悔しい気持ちを糧に今後がんばれ。」と言われました。 自分のミスですが、悔しくて悔しくてしようが無かったです。 深く反省しました。 お引渡し後、ご迷惑をおかけしているお客様に対して、細かい気遣いや配慮が全くできていませんでした。

この経験は、私の独立後の仕事に対する大きな教訓となりました。 (このお客様とは退社後に会わせていただく機会があり、直接お詫びしてお許しをいただけました。) そして、この会社でお世話になったことは、私の一生の財産となりました。 家づくりに関わる事はもちろん、仕事に対する考え方や、姿勢、お客様第一で取り組むという熱い気持ちを学びました。

04

2016年2月独立開業!

子供の頃から「家」に興味があった私が、運命的なタイミングで社長に拾ってもらい、そこで家づくりと出会い、2016年2月ついに独立開業しました。 その時に強く誓ったのは「絶対に家族を幸せにする!」という事。 私は好き勝手自由な人生を歩んでいますが、妻や子供は違います。 私に人生を預けてくれています。

この時子供たちは4年生と1年生。 「お父さんと家族になれて良かった」と思ってもらえるように父として夫として頑張ろう! まずは自分と家族、そして仲間が幸せにならなければ、お客様を幸せにすることはできません。 自分も家族も幸せであること、それが私たちに声をかけていただいたお客様が最高に満足していただける仕事につながるのだと思います。 家族に思ってもらえるように、お客様にも「あんたに頼んでよかった」と思っていただくために! 自分・家族・そしてやがては地域全体が幸せになり潤っていく・・・そんな幸せな未来づくりに貢献できる工務店を目指して「ファンホーム」を立ち上げました。

05

独立開業してから

独立開業したものの、当然たくさんの仕事があるわけではありません。 右も左もわからない、とよく言いますが、前も後も、どこへ向かって一歩を踏み出せばいいのか全く分からないほど何のあてもない状況でした。 工務店勤務時代の業者さんから、「リフォーム工事を手伝ってほしい」と誘っていただいたり、知り合いの紹介でちょっとした補修仕事をいただいたりしていました。 そんな日々を過ごしていた時、2016年4月に熊本県を襲う大震災が発生しました。 震災後間もなく、友人やご近所のパパ友グループからカンパを募り、仲間のハイエースに物資をパンパンに積んで熊本へ届けに行きました。

まずは親戚のおばさんが一人で暮らすマンションへ。 家の中は奥に進めないほど家具という家具がひっくり返っており、何とか整理しておばさんが欲しい荷物を取り出す事ができました。 その後訪ねた親戚の母屋は歴史のある一戸建てだったので、更にひどい状況でした。 壁はガタガタ、階段は落ち、天井も落ちてきて、もうここでは暮らせないな・・・とすぐにわかるほど被害を受けていました。

不幸中の幸い、親戚は近所にマンションを持っており、そこで避難生活を始めていました。 そしていよいよ山積みの物資を届けるべく、学校や体育館等の避難所を目指して走ります。 発生から10日ほど経過していたこともあり、あちこち走り回りましたが、どこの避難所も物資が足りてきている頃でした。 そこでさばき切れなくなった物資を、以前からお世話になっている地元の工務店さんに託して熊本を離れました。

それから間もなくその工務店の社長さんから、「仮設住宅の建築があるんだけど、布野さん手伝ってくれない?」と現場監督に誘っていただき、2016年6月半ばから7月末まで阿蘇市内牧で仮設住宅建設に関わらせていただきました。 阿蘇山を望む、自然が豊かでとっても素敵な街です。 現場には九州中からたくさんの業者さんが集まり、梅雨時期での大雨が本当に大変でしたが、「がんばれ熊本!」をテーマに一丸となって工事を進めました。 被災者の方が、非難所生活から少しでも安心できる環境へ早く移っていただくために。 地元の業者さんは、少ない睡眠時間で休みもなく、熊本全域の復興に一生懸命でした。 毎日ドタバタの中ですが、現地の皆さんはいつも笑顔で本当に元気で暖かかったです。 九州各地から集まった大工さん達は皆泊まり込みだったので、何度も何度も一緒に食事をし、熱い話をたくさんしました。 後にこの機会を作ってくれた社長さんから、私たちが関わらせてもらった現場は「現場がとてもきれいで整頓されている」「職人さん達の雰囲気がいい」と地元の業者さんからもとても評判が良かったと聞かされました。

ほんの少しですが、熊本の復興をお手伝いさせていただけた事に感謝です。 私の母親のふるさと、熊本や九州にたくさんの熱い仲間ができました。

06

新築市場で戦っていく決意

紹介等でリフォーム工事などをさせてもらっていましたが、徐々に「ゼロから作り上げる注文住宅の建築」をやりたいと思うようになりました。 経験がいかせる分野ですし、なにより新築住宅建築の過程でたくさんの幸せな方々を見てきたから、『そんな幸せご家族を増やしていきたい!』という想いがありました。

そして2017年2月、建築コンサルティング会社主催のセミナーに参加しました。 終了後、セミナーの講師をされていた兵庫県の元大工社長さんと個別で話す時間がありました。 色んな話をさせていただいた最後、「布野さん!人生楽しんだもん勝ちですよ!できるうちにチャレンジしないと!」という衝撃的な言葉を投げられました。 その言葉に発奮し、その後即契約して、コンサルティング会社のシステムを導入。 そのツールを元に各協力業者さんと話し合いを重ね、金額も相談し、最善の仕様はどんなものか?を追求し、ファンホームが提案する注文住宅の標準仕様を作り上げました。 この投資は自分にとって凄く良い起爆剤になりました。 「大金をかけた以上、絶対にこの分野でやりぬく!」という覚悟を固められたからです。 以前は「そのうち誰かが紹介してくれて一軒ぐらい新築の仕事が入ってくるかな・・・」と甘い考えでいましたが、この投資をした時の強い覚悟がなければ今頃一軒のお仕事もいただけなかったでしょう。

07

本格的な新築事業の活動

2017年6月から本格的に新築事業の営業活動を始めましたが、とにかく最初はお客様に出会えませんでした。 「家づくり勉強会」という題目で会議室を2日間借り、そこへお客様へ来ていただくためにチラシを作りポスティングを開始しました。

当時はチラシの内容も手探りで、ただひたすら熱い想いを書き連ねましたが、全く反応がありません。 来場者数ゼロ、ゼロ、ゼロ・・・が続きました。

しかし 「絶対にお客様と出会う!あきらめへん!」という気持ちで、「今週もあかん・・・しゃあない!チラシ発注してまたポスティング。再来週の会場をおさえよう!」と、まだ見ぬお客様と顔を合わせるにはどうしたらいいか?を模索し続けていました。 道路も空いていて涼しいので、夏は早朝4時からせっせと1枚1枚ポスティングを続けました。 比較的時間があり、チラシの見直しやポスティングの時間に余裕があったことは良かったと思います(笑) 「絶対にきっかけを作る!お仕事をいただく!」と強い覚悟を持っていたので、自信は無かったですが希望が一杯ありました。 苦労だとは全く思っていませんでしたし、今でもやっていることに大きく変わりはありません。

08

やっと出会えた・・・注文住宅のお客様

そしてついに2017年11月「ファンホームで家づくりをお願いしよう」という方に出会えました。 「色んなところで話を聞いたけど、布野さんが一番丁寧やったな」と。 その時はお客様の気持ちに涙が止まりませんでした。 「こんな自分に、一生暮らしていく大切な家を任せてくださる方がいる!何が何でも、絶対にこの方たちが幸せに暮らしていける家を建てる!」 事情があり、このお客様は少し延期となっていますが、今でも見学会等のイベントには必ず参加していただいています。 そして実質最初のお客様になっていただけるご夫婦から新居を任せていただくことになりました。

この時も当然泣きました(笑)。 実績も何もないファンホームを心配する親御さんに、「あの人は大丈夫、信用できる」と説得してくださったご夫婦。 今でもご自宅に誘っていただいたり、見学会に遊びに来ていただいたり、とても仲良くさせていただいています。 その後ほんの少しずつですが、ポスティングや見学会をきっかけに、リノベーション工事や新築のお仕事をいただけるようになりました。 徐々にですが、ご紹介でリフォーム工事をさせていただく事も増えてきました。

新築の家をお引渡しする際、私たちの気持ちをお客様にお伝えしますが、今までのストーリーがよみがえり、またまた涙がこぼれます(笑) 「私たちがお手伝いさせていただいた家で、ずっと幸せに暮らしていってほしい」それこそが私たちの願いです。 お引渡しの日は、本当に何物にも代えがたい感謝の気持ちや感動をかみしめる瞬間です。 この歳になっても、お客様と共に、時には涙が出るほど感動したり、時には鳥肌が立つほどシビれる、この家づくりという仕事を誇りに思います。

09

当社の理念

当社の理念は「お客様の夢や思いを形にするお手伝いを通じて、ご家族と共に楽しみ、喜び、感動し、関わる方全てが幸せになり、近隣の方、さらには地域全体が潤っていく、そんな社会づくりに貢献する。」です。 一軒一軒、ご家族ごとにストーリーのある家づくりを通じて、関わった皆様を幸せにできる工務店でありたいと考えています。 そのためにも、同じような熱い想いを持ち、同じ方向に一心不乱で突き進んでいける仲間との強いチームを作り、『お客様満足度120%工務店』をテーマに突き進みます。

10

最後に

最後までお読みいただきありがとうございました。 「家は一生で一番高い買い物」と言われることが多いです。 それだけ重要な『家づくり』を、どんな人・どんな業者に託すのか?はお客様に取ってとても重要な事です。 「まだまだ布野やファンホームの事がわからないので、実際に会って色んな事を話してみたい」と少しでも思っていただいた場合は、是非私たちの事務所へいらしてください! 更に熱い想いをガッツリお伝え致します(笑) 私たちの姿勢や考え・想いに興味を持ってくださったお客様とお会いできるのを、心から楽しみにしています! 1人でも多くの方が家づくりに失敗せず、家族みんなで幸せな暮らしを送っていかれますように・・・